オーサライズド・ジェネリック(AG)について(薬の話です)

病院で処方されている薬を飲まれている方もいらっしゃると思います。

薬代は高いので、ジェネリックにされている方もいらっしゃることと思います。

ジュネリック薬品とは、先発品が発売され、約10年ほど経過して、その特許が切れた状態の時に、他の会社などが発売する薬です。(よくテレビのCM等でみる会社です)

新薬を開発、発売する会社は、その開発に多額の研究費が必要です。(数百億円以上)

ジェネリック専門の会社は、1億円ほどの開発費?だけなので、いい立場ですね。(ただし、薬が安くなり、飲みやすくなることを否定するわけではありません)

ジェネリック薬品には、オーサライズド・ジェネリック(AG;エージーと読みます)というものがあります。

オーサライズド・ジェネリック薬品(以下AGとします)とは、先発品を開発、発売した会社が、ほぼすべての権利をある会社に渡した状態で発売される薬のことです。

薬品を食べ物に例えると、材料、シェフ(料理人)、調理場、調味料など、すべて、ほぼ同じものが口にできるわけです。(厳密には、調理場が違うことなどはありますが)

飲まれている薬が先発品であれば、AGにすれば、ほぼ同じで、薬代が約半分になるというわけです。また、ジェネリックを飲まれていても、AGに変更すれば、先発品とほぼ同じものが飲めるわけです。

ただし、すべての薬にAGがあるわけではありませんが、毎年、新しいAGは発売されます。(以下は、ここ1年ほどに発売されたAGです)

  (成分名)      AG社名    先発品名   先発品発売元

ピオグリタゾン 武田テバファーマ アクトス 武田テバ薬品 2020年7月
プレガバリン ファイザーUPJ リリカ ファイザー 2020年12月
リバスチグミン 沢井製薬 イクセロン/リバスタッチ ノバルティスファーマ/小野薬品工業 2020年12月
クロピドグレル硫酸塩/アスピリン 日医工サノフィ コンプラビン サノフィ 2020年12月
デスフルラン バクスター・ファーマ合同会社 スープレン バクスター 2020年12月
フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン 日医工サノフィ ディレグラ LTLファーマ 2020年12月
ブリンゾラミド懸濁性点眼液 1% サンド エイゾフト ノバルティスファーマ 2020年12月
メトホルミン塩酸塩 DSファーマプロモ メトグルコ 大日本住友製薬 2021年2月
ジルムロ®配合錠LD・HD 武田テバファーマ ザクラス配合錠LD・HD 武田薬品工業 情報提供待ち
アムロジピン/ドキサゾシン/エレトリプタン ファイザーUPJ レルパックス ファイザー 2021年3月
ソリフェナシンコハク酸塩錠 日医工 ペシケア アステラス製薬 2021年6月

飲まれている薬にAGはないか(先発品を飲まれている方も)、少し調べてみてはいかがでしょうか?(ネット検索で簡単に調べられます)