B型肝炎からでてくる肝がん(肝臓内科を標ぼうするなら)

肝がんの診断、治療は今もやっております。

先月、診断、治療させていただいた患者様の一例を提示させていただいます。

B型肝炎で経過観察中に(3か月に1回来院されます)、お腹のエコー検査で、やや黒く見える1㎝ほどの影が見えたため、造影剤を使ったエコーで肝がんと診断しました。(右の画像の〇の白く見えている部分が肝がんです)7年振りの再発で、内服治療で肝機能は正常の状態を維持できていました。(治療前の腫瘍マーカー、AFP,PIVKA-Ⅱとも正常でした)

その後、腹部のMRIを撮り(他の部位に肝がんがないことの証明のため)、その部位のみの再発であったため、ラジオ波焼灼療法で治療を行い(勿論、私が行っています)、その後の外来で治療ができていることは造影剤を使ったエコーで確認できました。(右の〇部分が治療部で、白くならなくなりました)

一見、安定している状態であっても、B型肝炎に肝がんがでてくることは多々あります。

早期に見つけて治療することが重要と考えます。

肝臓内科を標ぼうされている医院等で、その医者自身が肝がんの診断そして治療(入院施設は違っても)をしてくれるのはそれほど多くはないと思います。

診断、治療は他の医者に任せて、肝臓の病気をみます(肝臓内科?)・・て、それって本当に簡単で羨ましい限りです。

また、脂肪肝の患者さんに、その肝臓の硬さを測ることなく、非アルコール性脂肪性肝障害(NAFLD)、代謝機能異常関連脂肪性肝疾患(MAFLD)、アルコール性肝障害などの診断もせずに、場合によっては肝生検(これも他人まかせ)もせずに投薬(ウルソが多い)して肝臓の病気をみるのは、医者じゃなくてもできそうですね。